6.温湿布、冷湿布
よく歯が痛い時、温シップと冷シップのどちらをするべきかと聞かれます。 正解は、 「そのときやって気持ちのいいほうをする」、というのが正解です。 冷シップは局部の炎症による熱を取り、炎症による痛みを軽減しますが、血液循環を悪くするので、余り長期間行うと治癒が遅れます。 温シップは充血を増進させるので、急性期には痛みが増しますが、急性の炎症が収まった時期では血液循環の改善により治癒が促進します。 炎症初期で自発痛がある時は冷シップ、自発痛がなくなったら温シップと考えてもいいと思います。